絞首刑 (講談社文庫) [ 青木 理 ]

講談社文庫 青木 理 講談社コウシュケイ アオキ オサム 発行年月:2012年11月 ページ数:368p サイズ:文庫 ISBN:9784062774079 青木理(アオキオサム) ジャーナリスト、ノンフィクションライター。

1966年、長野県生まれ。

慶應義塾大学卒業後、1990年から2006年まで共同通信記者。

この間、ソウル特派員や本社社会部で警視庁の警備・公安担当記者などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) プロローグ 憂鬱な儀式/元少年たちの罪と罰/栃木・今市四人殺傷事件/愛知・半田保険金殺人事件/埼玉・熊谷四人拉致殺傷事件/福岡・飯塚女児殺害事件/エピローグ 元少年たちと私の「その後」 国家の名のもとに、命を奪う「死刑」。

著者は、数々の証言から執行現場を再現しつつ、実際に起きた五つの事件を通して処刑に至る道程を検証する。

なかでも、一九九四年発生の連続リンチ殺人事件で死刑判決を受けた元少年たちへの取材は精緻を極める。

死刑制度の根幹に迫った、渾身のルポルタージュ。

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